読書感想6:ビッグデータと人工知能

もと日立の研究員が人間と機械(コンピュータ)の違いを強調し、近年のシンギュラリティや人間の仕事が奪われるという予想を批判する。 その上で、人工知能技術による影響も認め、人間の仕事は変化すると述べる。 あまり新たな学びはなかったが、人工知能に対…

読書感想5:深層学習

深層学習を学ぶ上で絶対に読むべき本として紹介されていた本。 単純NN、多層NN、活性化関数の選び方、誤差逆伝搬法、勾配消失問題と理論の説明が多くの数式を交えながら続き、 勾配消失問題の解決の糸口となった自己符号化器、なぜ事前学習を行うと上手くい…

読書感想4:「養護施設と子供たち」

養護施設職員の視点から、彼らが共に過ごした子供たちについて具体的な事例を挙げて述べていく本。 まず驚いたのが、児童養護施設の子供たちで両親がいない場合(いわゆる孤児)は少なく、多くの子供が片親がいるが、家庭で育てることができなくなり、預けら…

読書感想3:問題解決プロフェッショナル

内定先の課題本の一つである本。 <思考編> 「ゼロベース思考」 ・自分の狭い枠の中で否定に走らない ・顧客にとっての価値を考える 「仮説思考」 ・アクションに結び付く結論を常に持つ ・結論に導く背後の理由やメカニズムを考える ・ベストを考えるより…

読書感想2:ケインズとハイエク

ケインズとハイエクの経済理論と二人の人生の交わりを描いた本。 ケインズの主張する「大きな政府」は、公共投資を拡大することで、 雇用率を改善し、不況を脱するべきだというもの。 ハイエクの主張する「小さな政府」は、不況は決して避けられないものであ…

読書感想1:ルポ児童相談所―一時保護所から考える子供支援(慎 泰俊)

読書感想:ルポ児童相談所―一時保護所から考える子供支援(慎 泰俊) 著者が数多くの取材や養護施設出身者との交流を通して感じた、 一時保護所(児童相談所に保護された児童が一時的に生活する場所) の問題点を指摘し、その解決策を提示する本。 <感じた…